ひっそりヲタなはなし。 えば熱復活中(ミサ加持限定)。
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ふと横に立つもう長い付き合いの友人であり上司を見つめた
両足は仁王立ちの様にしっかりと床に付き
腕を組み厳しく指示を出している
化粧気もなく表情はサングラスに隠れているが
きっと険しいに違いない
『とても小さくなった気がする』
元々細かった彼女の体は以前よりさらに華奢になった
真っ赤な艦長用のコートを身に纏ってもその細さを隠す事は出来ない
『わたしもかなり痩せている方だけれど...比べ物にならないわね』
良く飲み、良く食べ、良く動き、
喜怒哀楽もはっきりしていて分かり易い
彼女はとても快活で元気なコというのが第一印象
わたしにはない物を彼女は沢山持っていたし
そこに惹かれずにいられなかった
あまり他人に興味の無かったわたしが
いくらこの状況下とはいえ
彼女とはずっとこんなに一緒にいることになるとは思わなかった
彼女がわたしを名前で呼ばなくなったのは
いつからだっただろう
助けを請う人々、裏切り、逃亡、そしてNERVという名の敵
ここまでくるのに沢山の犠牲が出た
そして衛星軌道上に封印されている初号機、シンジくんとレイ...
それらを踏み台にしてわたし達はまだ生きている
それまで精神的に脆さのあった彼女はその体つきと同様に変わった
その体の何処から力が出ているのかと思う位に
痛々しいと感じる程厳しく冷静で落ち着き払っている
世界が人類の思う方向とは別に変化していく中で
いつしか心を閉ざして行った彼女は
逆に指揮官としての才能をさらに開いていったのだ
『リ〜ツコ』
困った事があれば甘えた声で言い寄ってきた彼女が懐かしい
昔は鬱陶しいと思った事さえあったのに
これからもまだまだこんな状態が続いていくのだろう
『支えていくだけね...それしか出来ない』
目の前のモニターで「Feindlicher Flugzeugangriff」の文字が光る
整備中だった艦橋に緊張感が走る
乗り越えなけなければならない試練にまた立ち向かうべく
わたしは艦長の指示を待った
両足は仁王立ちの様にしっかりと床に付き
腕を組み厳しく指示を出している
化粧気もなく表情はサングラスに隠れているが
きっと険しいに違いない
『とても小さくなった気がする』
元々細かった彼女の体は以前よりさらに華奢になった
真っ赤な艦長用のコートを身に纏ってもその細さを隠す事は出来ない
『わたしもかなり痩せている方だけれど...比べ物にならないわね』
良く飲み、良く食べ、良く動き、
喜怒哀楽もはっきりしていて分かり易い
彼女はとても快活で元気なコというのが第一印象
わたしにはない物を彼女は沢山持っていたし
そこに惹かれずにいられなかった
あまり他人に興味の無かったわたしが
いくらこの状況下とはいえ
彼女とはずっとこんなに一緒にいることになるとは思わなかった
彼女がわたしを名前で呼ばなくなったのは
いつからだっただろう
助けを請う人々、裏切り、逃亡、そしてNERVという名の敵
ここまでくるのに沢山の犠牲が出た
そして衛星軌道上に封印されている初号機、シンジくんとレイ...
それらを踏み台にしてわたし達はまだ生きている
それまで精神的に脆さのあった彼女はその体つきと同様に変わった
その体の何処から力が出ているのかと思う位に
痛々しいと感じる程厳しく冷静で落ち着き払っている
世界が人類の思う方向とは別に変化していく中で
いつしか心を閉ざして行った彼女は
逆に指揮官としての才能をさらに開いていったのだ
『リ〜ツコ』
困った事があれば甘えた声で言い寄ってきた彼女が懐かしい
昔は鬱陶しいと思った事さえあったのに
これからもまだまだこんな状態が続いていくのだろう
『支えていくだけね...それしか出来ない』
目の前のモニターで「Feindlicher Flugzeugangriff」の文字が光る
整備中だった艦橋に緊張感が走る
乗り越えなけなければならない試練にまた立ち向かうべく
わたしは艦長の指示を待った
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