ひっそりヲタなはなし。 えば熱復活中(ミサ加持限定)。
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「あ。酒はコンビニで調達しないとな」
わたしにしては珍しく正直お酒はもう良かったけれど
加持くんは飲み足りないのかなって
コンビニ寄ってビールを調達してついていくとNERV本部に逆戻り
文句言うわたしを宥めながら連れてきてくれたのは
ジオフロントにある加持くんが作った家庭菜園だった
思わず息を飲む
彼が帰国してどれ位経っただろう
シンジくんから加持の畑については少し聞いていたけれど
こんなに立派なものを作っているとは知らなかった
着いてから加持くんは少しお喋りだった
特にスイカが可愛いらしく
手入れの苦労とか芽が出たとか花が咲いたとか収穫の喜びとか
スイカを撫でながら嬉しそうに語っている加持くんは
なんだか少年の様で懐かしい気持ちになり戸惑う
そういえば昔もスイカが大好物だった加持くん
けど滅多に手に入らなくって偶然手に入れた時に
お土産に持って帰ったら子供みたいに喜んでいたっけ
あ。そっか
学生時代のある時期
ずっと一緒にいた男性なんだ
こうやって並んで飲んだことも何度もあった
だからなんだかこうしてるのが自然な気がした
この人はそう
わたしの初恋の人
わたしのきっと最初で最後の人
そんなことを思ったとき思いがけず
わたしの目から涙がこぼれた
あの頃...別れる少し前
加持くんがわたしから離れようとしてるんじゃないかって思うことが続いて
それが確信に変わっていったのに
でも二人いる時間はとてもしあわせで
わたしは自分の中で混乱して随分加持くんに当たり散らしたと思う
結局下手な嘘をついて加持くんから逃げた
あんな別れ方したのに
とても傷つけたのに
その横顔を見ていると
胸の奥にしまい込んだあの頃の記憶が溢れてきて
どうしようもなく辛くなる
今この時加持くんがわたしの横にいることが
自然に思えた自分が恥ずかしかった
だからわたしは気付かれないようにそっと涙を拭いた
「どした」
「ん。なんでもない」
「嘘つけ。」
「泣きそうな顔してるぞ」
「そんなことない...」
いつもなら笑っておちゃらけてごまかせるはずなのに
何故かどうしても出来なかった
それどころか涙を堪えるのに必死だった
そんなわたしを加持くんが引き寄せる
いつもなら思いっきり張り手を食らわすところなのに
全く抵抗する気も起きずに
わたしは素直に加持くんの肩にもたれ掛かった
肩から伝わる加持くんの体温が心地いい
人の温もりってこんなに安心するものだったっけ
NERVに入ってからは仕事に没頭した
わたしなりにあの出来事を調べ
むつかしいことは分からないけれど
自分の中で折り合いをつけてきた
使徒を倒すことはあの場でただ1人助かった人間として
しなければならないことだと思ったからだ
それに父の弔いになるのかもしれないと思った
戦自にも自ら志願して出向し実践的な戦術を学んだし
気が付けば周りの先輩をどんどん追い抜いてここまで来たけれど
わたしの人生にはこのひともいたんだよね
今思えば自分の運命を忘れるほど
何も考えられなくなる程にしあわせだった時間だったのかもしれない
このぬくもりはいつもわたしを安心させてくれたっけ
ダメだなぁ...ちょっち感傷的になりすぎてるや
しっかりしなきゃと自分に言い聞かせて
「葛城」
「え...加持くん?」
気が付けば真正面に加持くんの顔
わたしの顔に触れた手が少しだけ震えているようだった
きっと今日は二人とも普通じゃないんだ
わたしは愛おしいその手に自分の手を重ねた
そして
お互い唇を合わせるのは初めてじゃないのに
唇が合うまで随分時間がかかって
まるで高校生の様なぎこちないキスをした
お互いどこか恥じらっているそんな気がしてわたしの胸は
甘酸っぱい気持ちで一杯になる
「加持くん酔ってるでしょ」
わたしはすっかり覚めていたけれど酔った振りをする
「俺だって緊張するんだよ」
そう言った加持くんはいつもみたいに笑うこともなく
真剣な眼差しでわたしから目を離さない
ああダメだ...わたしこの人が好き
ずっとどこかにしまい込んでいた想いを取り戻したその時
わたし達は8年振りに大人のキスをした
*******************************
絵描きの文章なんて酷いもんですね
世の中には両立している人一杯いるの知ってます
あくまでワタシのハナシで
この先の夜の部分が描けません(ため息)
それに自分の中で折り合い付ける為に書いている様なもので
きちんと清書しようとは思ってるんですけれど
自分のHPが表紙しかUPしてない状態なので(汗)
いきなり何UPしてるんだって話ですが
病院でインフルエンザかも〜という検査待ちで
午前中ケータイで書いていました
どうやら課長からメールが来て
うちの課でインフルエンザ3人も発症したらしい
わたし週末胃カメラ待ってるんですけれど〜(泣)
わたしにしては珍しく正直お酒はもう良かったけれど
加持くんは飲み足りないのかなって
コンビニ寄ってビールを調達してついていくとNERV本部に逆戻り
文句言うわたしを宥めながら連れてきてくれたのは
ジオフロントにある加持くんが作った家庭菜園だった
思わず息を飲む
彼が帰国してどれ位経っただろう
シンジくんから加持の畑については少し聞いていたけれど
こんなに立派なものを作っているとは知らなかった
着いてから加持くんは少しお喋りだった
特にスイカが可愛いらしく
手入れの苦労とか芽が出たとか花が咲いたとか収穫の喜びとか
スイカを撫でながら嬉しそうに語っている加持くんは
なんだか少年の様で懐かしい気持ちになり戸惑う
そういえば昔もスイカが大好物だった加持くん
けど滅多に手に入らなくって偶然手に入れた時に
お土産に持って帰ったら子供みたいに喜んでいたっけ
あ。そっか
学生時代のある時期
ずっと一緒にいた男性なんだ
こうやって並んで飲んだことも何度もあった
だからなんだかこうしてるのが自然な気がした
この人はそう
わたしの初恋の人
わたしのきっと最初で最後の人
そんなことを思ったとき思いがけず
わたしの目から涙がこぼれた
あの頃...別れる少し前
加持くんがわたしから離れようとしてるんじゃないかって思うことが続いて
それが確信に変わっていったのに
でも二人いる時間はとてもしあわせで
わたしは自分の中で混乱して随分加持くんに当たり散らしたと思う
結局下手な嘘をついて加持くんから逃げた
あんな別れ方したのに
とても傷つけたのに
その横顔を見ていると
胸の奥にしまい込んだあの頃の記憶が溢れてきて
どうしようもなく辛くなる
今この時加持くんがわたしの横にいることが
自然に思えた自分が恥ずかしかった
だからわたしは気付かれないようにそっと涙を拭いた
「どした」
「ん。なんでもない」
「嘘つけ。」
「泣きそうな顔してるぞ」
「そんなことない...」
いつもなら笑っておちゃらけてごまかせるはずなのに
何故かどうしても出来なかった
それどころか涙を堪えるのに必死だった
そんなわたしを加持くんが引き寄せる
いつもなら思いっきり張り手を食らわすところなのに
全く抵抗する気も起きずに
わたしは素直に加持くんの肩にもたれ掛かった
肩から伝わる加持くんの体温が心地いい
人の温もりってこんなに安心するものだったっけ
NERVに入ってからは仕事に没頭した
わたしなりにあの出来事を調べ
むつかしいことは分からないけれど
自分の中で折り合いをつけてきた
使徒を倒すことはあの場でただ1人助かった人間として
しなければならないことだと思ったからだ
それに父の弔いになるのかもしれないと思った
戦自にも自ら志願して出向し実践的な戦術を学んだし
気が付けば周りの先輩をどんどん追い抜いてここまで来たけれど
わたしの人生にはこのひともいたんだよね
今思えば自分の運命を忘れるほど
何も考えられなくなる程にしあわせだった時間だったのかもしれない
このぬくもりはいつもわたしを安心させてくれたっけ
ダメだなぁ...ちょっち感傷的になりすぎてるや
しっかりしなきゃと自分に言い聞かせて
「葛城」
「え...加持くん?」
気が付けば真正面に加持くんの顔
わたしの顔に触れた手が少しだけ震えているようだった
きっと今日は二人とも普通じゃないんだ
わたしは愛おしいその手に自分の手を重ねた
そして
お互い唇を合わせるのは初めてじゃないのに
唇が合うまで随分時間がかかって
まるで高校生の様なぎこちないキスをした
お互いどこか恥じらっているそんな気がしてわたしの胸は
甘酸っぱい気持ちで一杯になる
「加持くん酔ってるでしょ」
わたしはすっかり覚めていたけれど酔った振りをする
「俺だって緊張するんだよ」
そう言った加持くんはいつもみたいに笑うこともなく
真剣な眼差しでわたしから目を離さない
ああダメだ...わたしこの人が好き
ずっとどこかにしまい込んでいた想いを取り戻したその時
わたし達は8年振りに大人のキスをした
*******************************
絵描きの文章なんて酷いもんですね
世の中には両立している人一杯いるの知ってます
あくまでワタシのハナシで
この先の夜の部分が描けません(ため息)
それに自分の中で折り合い付ける為に書いている様なもので
きちんと清書しようとは思ってるんですけれど
自分のHPが表紙しかUPしてない状態なので(汗)
いきなり何UPしてるんだって話ですが
病院でインフルエンザかも〜という検査待ちで
午前中ケータイで書いていました
どうやら課長からメールが来て
うちの課でインフルエンザ3人も発症したらしい
わたし週末胃カメラ待ってるんですけれど〜(泣)
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