ぐるぐるまわる

ループとかやり直すとか
流行な感じがするけれどあんまり好きではありません

実際には出来ないからなのかもしれないけれど
今流れている時間を大事にしようと思うことが
自分に降りかかってきたからかもしれません


ほむほむが何度も同じ時間枠を遡り続けて
運命を変えようとした
そんな孤独な戦いを切なく胸に響くものを感じながら
どこか冷めた目で見てるのは
運命を受け入れることの方が
乗り越えるべきものだと思うからかな

いや、ホントココロにじんじんくるですけれどね、あのアニメは
無駄な話がなくて残酷で切なくて面白い


こんな前置きをしておいて、「まどか」の話ではなくえばの話です

何度も書くけれど
新劇場版はわたしのなかではお祭り気分だったんです
少なくとも「破」までは

でも今思えばいろいろ大きな違いがあったわけで

NERVマークの混在とか
最初からカヲルくんが出てきたり
アスカの名前が変わっていたり
トウジが参号機に乗らなかったり
上げたらキリない程に

ただの焼き直しではなく
最初に観たえばの世界とは違ってた

Q観た時って
ミサトが生きてる！
ってそれだけでテンションが上がって

ここに行き着いた経緯とか全くわかんないのに
とにかくそれだけで嬉しかった

…最後の桜流しでに撃沈したけれど


旧世紀版でミサト達が辿り着いた結末は
それまでの彼らが乗り越え、挫折し
それでも抵抗した困難を考えれば
決して全ての人が望むべき世界ではなかったのかもしれない

ただ、それを分かってながら
新しいえばベースでのミサっちゃんを
わたし自身が書いていることに後ろめたさを感じた

全く忘れていた訳ではないし
旧世紀版が自分ののルーツであることに変わりはない


あの銃声を聞いた日、暫く立ち直れなかった自分がいて
その後の展開も衝撃的だったんだろうけれど
もう心ここにあらずであの続きを観ていた
わたしの最初のえばの出会いは最後ぼやけたものになっていて

でもEOE25話でしっかり大好きなひとの最期を見届けた、と
26話から内容を理解するのを諦めましたが
きちんと自分の中で終わらせていたし

加えて言うなら貞えばだって
ちゃんとミサトと加持くん二人の死が描かれていた
再びシンジくんの前に出てくることなんてないのがよく分かる

きっとそこを忘れてはいけないのだ

口当たりのいい話だけを求めてたんだなぁ

Qがループとかパラレル世界なのかどうかなんて
頭の弱いわたしには未だよく分からないけれど
少なくとも旧世紀版の世界あっての新世紀版だということを
忘れちゃいけないのだ


ところで旧友にさっくり映画まどかのネタバレをされて
今観に行くべきではないと判断
なのでわたしの中ではまどかは封印…って思ってたのに

家人が密かにハマってるし（笑）
映画いつ行く聞かれて…あの、行くんですか？？？