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ひっそりヲタなはなし。 えば熱復活中(ミサ加持限定)。 ブログ内全ての無断複製及び転載を禁じます。
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「よ、待ってたよ」

「時間通りね」

「先に来てるから少しびっくりした」

「いつも待たせてばっかだもんな」


「どこへいけばいい」
「呼び出したのは貴方よ」

「そうだな...」


「学生の時以来よ、ここに来るの」

「俺もさ」

「なんだか懐かしいわね」

「ああ」


「ね…加持くん」
「わたしのしてることって何なのか」
「…わからなくなっちゃったわ」

「今回のことで思い知らされた」

「シンちゃんは助かったけれどエヴァは制御不能」
「そもそも何で助けられたのか分からない」

「14歳の時に負った傷をわたしも持っているのに」

「この世界で何が起こっているのか」
「貴方は知ってるんでしょ」
「だからわたしは貴方の呼び出しに応じた」


「…そんなの口実なのよ」

「本当のことを言うと」
「わたし貴方からアポの連絡をもらった時ね」

「今回のシンちゃんのことも」
「NERVのことも」
「わたしのすべきことも」

「全部吹っ飛んじゃったのよ」
「貴方の声を聞いただけで」


「…こんな時なのに」

「最低…ね」


「…いいのか」

「充分待たされた俺にそんなことを言って」

「8年間片思いだったんだ」
「もう遠慮はしないよ、葛城」


「あ」
「わたしまだシャワー浴びてない」

「いいから」

「だって」

「少し黙れよ」


「…リツコは今頃」
「いやらしい女だって軽蔑してるわね、きっと」

「情欲に溺れている方が人間としてリアルだ。少しは欺けるさ」

「うちの諜報部を?それとも碇司令やリツコ?それとも私?」

「いや自分を」


「他人をでしょ」

「あなた、人のことには興味ないもの」
「そのくせ寂しがる」

「…ホント、お父さんと同じね」


「煙草…まだ吸っていたんだ」

「こういう時にしか吸わないわ」
「だから、知ってるのは加持君だけよ」

「…そいつは光栄だな」


「で、人類補完計画、どこまで進んでいるの?」
「人を滅ぼすアダム、何故地下に保護されているの?」

「…それが知りたくて、俺と会ってる」

「それもあるわ。正直ね」

「ご婦人に利用されるのも光栄の至りだが、こんな所じゃしゃべれないよ」

「今は私の希望が伝わればいいの」
「ネルフ、そして碇司令の本当の目的は何?」

「こっちが知りたいさ」


「あん…もう、誤魔化さないで…」



「あっ…ちょ、ちょっと、変な物入れないでよ」


「やだ、こんな時に…何?」

「プレゼントさ、8年ぶりの」
「これが最後かも知れないがな」


「…加持くん?」

「受け取ってくれれば良いよ」



「じゃ、またね」

「ああ、また後で」


今更20話補完描いているのでした
いちゃつくシーンが2回あるけどカット(笑)

(顔)漫画にするとページ数結構あるんだけれど
文章にするとあっという間に終わるなぁ...
いいんだ、切なくてもいちゃついてる2人が描きたいから
昔いろいろあって描けなかったネームを
今更ですがきちんとカタチにしようと思っているのでした
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